
あいさつ(2004.3.7)
前回の小話を書いたところ、弟からクレームがありました。
どうも、前回のオチの部分が気に入らないようでした。
弟からのメールによると「会社の人にも読めといってるんだからさー、あのオチは頼むよ・・・」
というないようでした。
どうやら弟は、私の習性をすっかり忘れてしまっているようでした。
私の習性 : 「頼むよ」とか「勘弁してくれよー」と言われると暴走する習性・・・
言葉はその通りの意味では通りません。まさにアマノジャク。
こんばんわ。「チーズ村」管理人の”小悪党”賢です。
さて、今回のお題は「あいさつ」です。
先週、親父と飯を食いながら話をして「あいさつ」に関する認識について、ある発見をしました。
そんなことをお話していきます。
さて、我々日本人があいさつをするのは礼儀正しい姿勢を相手に与えるために行っているのではないかと思います。
特に顔見知りの人、職場の人、家族や親戚にはあいさつを行うことが多いかと思います。
我々のあいさつはいわばルーチンワーク。簡単なコミュニケーションの方法です。
我々、日本人のあいさつには結構良いイメージがあると思います。
皆さんの中では海外で欧米に旅行に行った方もいらっしゃると思います。
そんな方の中に次の経験をお持ちの方々がいらっしゃると思います。
欧米のホテルのエレベーターの中で偶然、見知らぬ欧米人にあった。
その欧米人は、にっこり笑いながら「グッドモーニング」と言う。
礼には礼で返すのが日本国民です。
我ら日本人も、にっこり笑いつつ「グッドモーニング」と言う。
その欧米人の方は、なぜかホッとした表情をする。
欧米で買い物をするためお店に入ると、そこの店員さんがにっこりと「グッドモーニング」と言う。
我々日本人は、この店員さんはなんて礼儀正しい人なのだろうと思いながら「グッドモーニング」と言う。
そうすると店員さんはなぜかホッとした表情をする。
欧米人は誰にでも挨拶する傾向があるように思う。
これはなぜか?
日本文化と欧米の文化を比べてみるとあることがわかる。
日本文化 : 性善説(基本的に悪いやつはそんなにいないだろうという考え方。最近は少々あやしいが・・・)
欧米文化 : 性悪説(人を見たら泥棒と思えという考え方。極論すると自分と家族以外は信じない。)
つまり、欧米人がエレベーターの中であいさつするのは、「私はあなたの敵ではありませんよ」という意思表示。
こちらがあいさつを返すことによって欧米の方々は安心する。「この人は敵ではない」と。
もし、欧米人の人があいさつしているのに我々日本人が無視をするとどうなるか・・・
欧米人、不安でいっぱいになります。
ただでさえ、何を考えているかわからないアジア民族。
欧米人、もう心の中はパニックです。
返事が来ない→敵かもしれない→刺されるかもしれない
欧米人、ビクビクです。(場合によってはあいさつしろと怒る欧米の方もいらっしゃいます。)
ぜひ、これからは欧米に行くようなことがありましたら、あいさつしまくってください。
「私はあなたの敵ではありません」と心に強く念じながら。
あいさつは恐ろしいものです。
欧米のあいさつの裏の意味にこんなことが隠されたとは思っても見なかったです。
欧米でのあいさつは一種の契約のようなものなのかもしれません。
・・・・・
そんな話を親父から聞いた数日後。
私は会社の帰りの途中の駅の改札口辺りで一人の、若いお姉さまに声をかけられた。
その女性は、にっこり微笑みながら私に近づいてくる。
そして一言「こんばんわー」
私も思わず、にっこりと「こんばんわー」と言った。(←警戒態勢解除・契約成立!)
お嬢さんは、「あのー、右手を見せてもらいます?」と言った。
「どうぞどうぞ。」と私。(←何の疑いもない自分)
お嬢さんは、「この手相、あまりよくないですねー」と一言・・・
このときに、私は”うっ、やられた”と初めて気づく。(←遅すぎです自分)
あいさつの裏をかいた見事なやりくちにまんまとはまる。
*あいさつの恐ろしさを実感しました。皆さんもお気をつけて・・・
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