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激臭(2004.2.29)

先週の更新をさぼってしまった
「チーズ村」管理人の賢です。申し訳ないです。
「チーズ村」では、基本的に週に一度の更新を心がけていこうと思います。皆様、これからもどうぞ宜しくお願い致します。

今回のお題は「激臭」。
この題名を見て「あーあ、こいつ、とうとうやっちまったよ。」とか思わないでください。毎回、題名は小話の内容にあっているものを考えているつもりです。
今回の主役は”ミモレット”というチーズと一人の”日本男児”です。

チーズに詳しい方なら「ミモレット」がどういうチーズかご存知かと思います。
知らない方はココらへん見てください。
このミモレットというチーズの味はカラスミに似ていて、とても美味しいチーズです。
チーズ独特のクセ・臭みもほとんどなく、乳製品が得意でない方にもオススメのチーズです。
臭みがないチーズなのに「激臭」?
この謎の解明を今回お話いたします。

その前に、今回のもう一つの主役である一人の日本男児をご紹介しなければならない。
その男とは、私の弟です。
弟のプロフィールを簡単にご紹介します。
身長:約172cm、体重:102.5kg(推定)、6歳のとき劇団「ひまわり」に合格するも一家の転勤のため断念。その後すくすくと育ち、面構えは恐ろしいの一言。実際、20歳くらいのとき悪役商会」の方々にスカウトされるが学業優先のために断念、32歳にして痛風という珍しい経歴の持ち主。現在、親父の会社にてキョウカツまがいの営業活動に専念している。

ツッコミどころ満載の弟ですが、この男、今から6年ほど前に一年ほどフランスでチーズの修行をしていました。
そんな修行のプログラムの中に「ミモレット製造工場研修(2週間コース)」があったそうです。

以下、弟と私のやりとり。

私「ミモレットって、熟成するときにダニを使うって本当か?」
弟「おお、良く知ってるじゃないか。その通りだ。ダニの名前、知ってる?」
私「ふふふ、なめんなよ。シロンだろ。」
弟「さすがだな・・・では、うちの会社にミモレットを輸出している営業部長の名前は?」
私「知らん。」
弟「マーク・シロン。」(本当です)
私「ダニかよ、がっはっはっはっは・・・」
弟「でも、つづりは違うと言い張ってるけどな。」
2人「がっはっはっは・・・
弟「もっと、すごいこと教えてやるぜ。ミモレットの熟成庫のニオイ、知ってる?」
私「知らん。」
弟「涙が出るほど臭い。」
私「涙が出るって、オエッとかなって出るあの涙か?」
弟「違う。」
私「?」
弟「そうだな、例えると特上のワサビを大さじ一杯、口に突っ込んだときの鼻に来るアノ感覚を全身に受けるって感じだな。熟成庫にいるだけで涙が出る。」
私「マジですか?」
弟「マジ。」
私「よく耐えられたな。」
弟「まあな。工場長にも、過去5人の日本人が見学にチャレンジしたが、みんな途中でリタイヤしたそうだ。」

・・・・・

ミモレットと「激臭」の関連をご理解いただけたでしょうか?
この地獄の修行をすませた弟は、まさに日本男児。
男の中の男。というよりも「漢(おとこ)」。

しかし、こんな漢っぷり満載の弟ですが、赤ん坊のときに母親が男のシンボルがちっちゃすぎて将来を本気で心配したそうです。まあ、この特徴は兄弟なかよく似ています。

*弟よ。今回の話のオチが思い浮かばなかったのでこんなオチにした兄を許してください。死なばもろとも・・・

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