
食い合わせ(2004.2.2)
仕事から帰ってきた妻が「メシだー」と言ったので夕食を作り、そして食べ終わり、食器洗い機に食器突っ込みブン回しはじめてこの「小話」を書いています。
現代の日本社会の夫は家事が出来なければ勤まらないと思います。
皆さん、食べてますか?「チーズ村」管理人の賢です。
今回も、カマンベールに関する小話をひとつ、ご紹介します。
日本の食文化には古来から伝わる”食い合わせ”というものがあります。
ある2つの食べ物を一緒に食べるとおなかをこわすと言うアレです。
有名なものがいくつかあります。
”うなぎと梅干”
”スイカとテンプラ”
”カニと柿”
”トウモロコシとはまぐり”
これらの食い合わせが悪いという科学的な根拠があるという人もいれば、こんなものは迷信だという人もいます。
ちなみに私はどれでも美味しくいただき、問題はありませんでした。(強胃腸)
”食い合わせ”と言ってもこのサイトで紹介しているように
”カマンベールとリンゴ”のように良い組み合わせもあります。
あれは、昨年の秋のある日のこと。
このサイト作りの打合せをしに東京にある親父(社長)のオフィスに行ったときのことです。
親父の事務所に入ったとたん、ものすごい異臭に襲われる。
その臭いはヌカズケを3年ほどほっといたらこんな臭いになるのではないかと言うくらい臭かった。
沖縄の方ならシマラッキョウを強烈にした臭いと言えばわかってもらえるだろうか。
(でもシマラッキョウは美味しいです。)
異臭の元は会議テーブルの真ん中にあった。
カマンベールでした。
ただしその賞味期限はとうの昔に過ぎ去っている一品。
「なんで、こんなものがあるんだ。」と私。
「試食しようと思ってよ。いい感じに熟成してるしよ。」と親父。
”ホントウデスカ?”
さらに親父は話し続ける
「ほら、カマンベールってリンゴと合うじゃん。それでよ日本のナシと一緒に食ったらどうかと思ってな。」
そして親父はおもむろにナシとカマンベールを取り出し、切り分け、皿に盛り付ける。
目の前に出された皿の上にあるカマンベールにのっているナシ。
私の脳の中で警報が鳴り響く。”キケン・キケン・キケン・・・”
しかし私は自分の最強本能の”食欲”に負ける。
脳内の警報を無視してナシがのっているカマンベールを手に取る・・・
パク→モグ→ゴクン(この間 0.1秒)
この0.1秒間に私の脳が処理した情報を以下に記す。
まず口に入れた所から・・・
「ヴオッ、口に入れたらもっとクサッ。シマラッキョウと全然違うじゃねえか。いや待てよナシと一緒にかむとナシの甘みで臭みが緩和されマイルドなテイストになるかもしれん。よし、かむぞ。モグッと・・・ゴアアア、なんじゃこりゃああ!マイルドどころか臭さ千倍増、しかも俺の人生史上最凶激マズ!おええええっ!は・吐き出したい。しかしこんなものは地球上で存在させてはイカン。飲め、いっきにのむんじゃああ!!」
ゴクン。 (目にはマジで涙がキラリ・・・)
・・・・・
いかに危険な食い合わせか、お分かりいただけたでしょうか?
この日、私は人生史上最凶の食い合わせを知りました。
人類が決してやってはいけない食い合わせ・・・
”賞味期限がとうの昔に終わっているカマンベールと日本のナシ。”
絶対に真似しないでください(危険)。
不味いもの収集のマニアの方とかバツゲームにはよいかも。命がけになるかもしれんが・・・
後日、親父がフランスのチーズメーカーの人に聞いてみたら「カマンベールにリンゴはいいけど、ナシはダメダメ。」といわれたそうです。
人に食わす前に聞いておいてくれよ親父(社長)。(怒)
*決してカマンベールを誹謗中傷する記事ではありません。
余談ですがタレッジオというチーズは洋ナシのジャムと相性の良いです。
一応フォローのつもりで ・・・
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